考える脳とは、大脳新皮質、と言われる主に思考を司る脳です。
私たちは、この考える脳を使って、仕事をしたり、家事をしたり、と、何かの行動を決めています。
一方で、
感じる脳は、古い脳とも言われ、命を存続させるために働く脳です
この脳は、考える脳とは違い、意識的にコントロールすることができない脳です。
常に体の外からの刺激や、体の内側の状態を常にチェックして、命を保つために働いてくれている脳です。
感じる脳は、誰かのためにという、考える脳とは真逆な、自分自身をまもり愛するために働く脳とも言えます
この脳の判断基準は、快か不快かです。
この快とは、命にとって安全安心であり、不快とは、危険不安な物事のことを表します
今の私たちの暮らしの中では、この感じる脳の快不快を感じ取る能力が、考える脳の力によって、抑えられてしまっています。
それは実は単純に、考える脳を使う時間の方が多いからに他なりません。
今、自分の暮らしになにか生き辛さを感じているとしたら、心地よいことを感じる脳をもっと働かせることで、その解決の糸口が見つかるかもしれません。